【LoL】スプリットプッシュとは?【LoL基本用語解説】

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この記事では、LoLにおいて特に試合中盤以降で使われるスプリットプッシュという戦略について解説します。

目次

スプリットプッシュとは?

スプリットプッシュとは、試合中盤以降チーム4人が集合し、残りの1人がサイドレーンをプッシュする戦略のことです。

スプリットとは、分かれる・分離するという意味なので、スプリットプッシュとは
1人がチームから分かれてプッシュする
という意味になります。

スプリットプッシュは何が強いのか

スプリットプッシュで1人でレーンを押す側は基本的に1対1が強い(1対1で勝てる)チャンピオンが選ばれます。
例えば、フィオラ、ヨリック、イラオイのようなチャンピオンがスプリットプッシュ適正が高いです。

このような1対1が強いチャンピオンがレーンを押してくると、1対1では抑えきれないため相手としては2人以上で対処する必要性が生まれます。
このタイミングで、集合している4人側では必ず人数で有利になるため、バロンやドラゴンを倒しに行ったり、集団戦を有利に行うことができます。

つまり、スプリットプッシュの強みは、相手に
サイドレーンのチャンピオンの対処を強制させることで、他の場所で人数有利を取れる
ということになります。

スプリットプッシュ構成について

このようにスプリットプッシュを使ってオブジェクトを獲得し、試合を進めていく構成をスプリットプッシュ構成と呼びます。
具体的にスプリットプッシュ構成はどのように組めばいいのでしょうか。

トップ

一般に、トップレーンにはスプリットプッシュに適したチャンピオンが選択されます。
例えば、

1対1が強力なチャンピオン(フィオラ、カミール、トランドルなど)
1対多が強力なチャンピオン(イラオイ、ダリウス、ヨリックなど)

基本的にスプリットプッシュ構成では、トップレーナーの圧力が大事になります。そのため、レーニングでトップレーナーが負けすぎてしまうと中盤以降も苦しい展開になりやすいです。

ジャングル

スプリットプッシュ構成では、トップレーンは基本的にタンクを選ぶことがないのでジャングラーがタンクを選択するのがいいでしょう。
また、スプリットプッシュ構成はトップがレーン戦で負けてしまうと元も子もない構成ですので、序盤からレーンに介入しやすいジャングラーを選ぶのがおすすめです。
また、スプリットプッシュ構成では確実に人数差をつけて戦うのがポイントなので、ディスエンゲージやエンゲージが強力であることも重要です。

例えば、セジュアニマオカイポッピーグラガスなどがおすすめです。

ミッド

ミッドレーンでは、基本的にディスエンゲージ性能が高いチャンピオンを選択します。
アジールシンドラが候補になります。
スプリットプッシュ構成では、にらみ合いの時間が多いのでチーム全体でディスエンゲージが足りている場合はポーク系チャンピオンをピックするのも面白いかもしれません。
ポーク系チャンピオン:ジェイスコーキジグスなど

また、実はミッドレーナ―でもスプリットプッシュができるチャンピオンも存在します。
例えば、ゼドツイステッド・フェイトカサディンがこれに該当します。
このようにミッドでもスプリットプッシュ系のチャンピオンをピックする場合には4:1ではなく1:3:1で分かれる戦略も存在します。

ADC

ADCの仕事は基本的に他の構成と変わりませんが、重要なポイントは相手が有利なタイミングで無理やりエンゲージされないようにすることです。そのため、エズリアルザヤといった自衛能力の高いチャンピオンがお勧めです。

サポート

サポートはジャングル同様タンク系をピックすることになります。
役割としてもジャングルと同様にディスエンゲージを担う必要性があります。
ですので、アリスターブラウムがおすすめです。

スプリットプッシュのやり方

スプリットプッシュは基本的に中盤以降の戦略になります。
中盤以降とはレーニング終了後のことです。ボットレーンのタワーが折れた後、ミッドレーンとボットレーンがスワップした後と考えればOKです。

まずは、トップレーナーは、オブジェクトの反対側(バロンが生きているならボットレーン、ドラゴンのタイミングならトップレーン)をプッシュします。
他の4人はミッドレーンに集合し相手の様子を伺います。
もし相手が5人いる場合は当たられないようににらみ合いながらトップレーナ―がタワーを破壊する時間を稼ぎます。それでも、無理やり集団戦になりそうな場合はトップレーナ―はテレポートを使って駆け付けます。

相手が1人トップレーンに対応しに行った場合にも同様ににらみ合い、トップレーナーが対応しに行った相手を倒し(もしくはリコールさせる)タワーにアプローチするのを待ちます。

相手が二人以上トップレーナーに対応しにいった場合ミッドレーンでは4体3と有利になっているはずです。この場合はミッドレーンで集団戦を仕掛けましょう。

スプリットプッシュの対策

スプリットプッシュは強力な構成ですが、チーム全体がしっかりと戦略の意図を理解していないと簡単に崩れてしまう構成です。特にスプリットプッシュの対策としてしっかりと集団戦を引き起こすということが重要になります。

人数有利をつくられる前に集団戦を始める

相手のスプリットプッシュするチャンピオンがレーンを押し切る前に集団戦を始めるのが対策としてお勧めです。
4対5の状況で戦えば基本的に集団戦は勝つことができるので、スプリットプッシャーに対応を迫られる前に決着をつけましょう。

レーン戦でトップレーンを崩す

スプリットプッシュという戦略はスプリットプッシュするチャンピオンの1対1の強さに依存しています。
そのため序盤のレーニングで、相手を凹ませることも重要なポイントです。

ディスエンゲージのリソースがないタイミングで仕掛ける

スプリットプッシュ構成は基本的にディスエンゲージのUltやスキルを多めに採用しますが、どこかのタイミングでこれらのスキルを使わせてからエンゲージするという対策も有効です。
このためにはこちらもエンゲージスキルを豊富に採用する必要があります。

まとめ

今回はスプリットプッシュとその構成に関して紹介しました。
スプリットプッシュ構成は合理的で綺麗な戦略である一方で実際に実行するためにはしっかりとした練度が必要な構成になっています。
一見トップレーナ―が強ければ成り立つように見えますが、その実重要なのはトップレーナ―以外の4人なのです。
もしチームにスプリットプッシュできるチャンピオンがいる場合は今回の内容を思い出してみてください。

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