LoLプレイヤーにおすすめのデバイスを紹介 デバイスの選び方から徹底解説

目次

LoLでもデバイスは重要?

FPSなどのゲームと比較してLoLではデバイスの重要性について語られることが少ないように思えます。
とはいえ、LoLでも精密な操作が必要となるためデバイスは重要なポイントです。
ということで本稿では、8年以上デバイスオタクとしてLoLはもちろんFPSやその他ゲームジャンルをプレイしてきた管理人がLoLプレイヤーにお勧めのデバイス紹介として、デバイスの選び方から実際にお勧めのデバイスまで紹介していきます。

あくまでも個人の感想が多く含まれています。また、マウスの持ち方をはじめデバイスの扱いは個々人によって細かく異なります。そのためここで紹介する選び方やおすすめは目安程度にお考え下さい!

ゲーミングマウスの選び方

マウスは最もこだわっている方が多いデバイスかもしれませんが、長年LoLをプレイしている方でも特に気にせずにマウスを使っている方もいるでしょう。ここではそもそも自分に合っているマウスとはどんなものなのかということから考えていきます。

マウスの持ち方から考える

マウスを選ぶ際には様々な要素から考える必要があります。

・左右対称か非対称か?
・重さは?
・大きさは?
・有線か無線か?
・ボタン数は?
・マウスの持ち方は?

このように一口にマウスといっても様々な形、重さ、接続方法があります。ここから自分に合ったマウスを選ぶことはなかなか難しいのです。
そんな中で、マウス選びの参考にするのはマウスの持ち方から選ぶのがおすすめです。
マウスの持ち方には3つの種類があります。

かぶせ持ち

かぶせ持ちは最もマウスを手全体で持つ持ち方です。手のひらの大部分がマウスのお尻部分についている場合はこの持ち方です。
かぶせ持ちにお勧めのマウスは次のようなものになります。

Razer Death Adder V3 Pro

参考価格:\21,780(2023年12月現在)
重量:63g
接続:無線
形:左右非対称・エルゴノミクス

Death AdderシリーズはLoLのプロとして最も有名なFaker選手が使っているシリーズでもあります。シリーズの初代は2006年に発売され、現在まで多くの人に愛されているマウスです。
Death Adder V3 Proはそんなシリーズの最新作です。最新作なだけあって値段も張る一品になっています。

Razer Death Adder V2

参考価格:\7,980(2023年12月現在)
重量:82g
接続:有線
形:左右非対称・エルゴノミクス

Razer Death Adder V2は1世代前のモデルですが有線モデルを選べば7000円台で買うことができます。

Logicool G PRO X Superlight

参考価格:\15,955(2023年12月現在)
重量:63g
接続:無線
形:左右対称

G PRO X Superlightもかぶせ持ちにおすすめのゲーミングマウスです。その名の通り軽量さが売りとなっているマウスでかなり多くのユーザーに愛されているマウスです。ワイヤレスマウスながらもFPSなどのプロシーンでは高い使用率を誇っており、通信安定性にもお墨付きです。

BenQ ZOWIE EC2-C

参考価格:\10,890(2023年12月現在)
重量:73g
接続:有線
形:左右非対称・エルゴノミクス

モニターで有名なBenQが作るZOWIE EC2もかぶせ持ちにお勧めのマウスです。マウスのサイズもS、M、Lから選ぶことができるため手の大きさに合わせて選ぶことができるのも好ポイントです。FPS界隈ではかなりの人気を誇っており、様々なメーカーがこぞってクローンモデルを発表しています(実は、このZOWIE EC2も過去伝説的な人気を誇ったIE3.0のクローンモデルだったりします)。ということでお勧めのクローンモデルも紹介しておきます。

つかみ持ち

つかみ持ちはかぶせ持ちに比べると手のひらの設置範囲が少なりますが、手のひらの一部がマウスに付き、指を立てる形で持つことが特徴です。細かな持ち方は人によって異なりますが、かぶせ持ちよりは軽く、つまみ持ちよりはしっかりとマウスをホールドする持ち方です。

Logicool G PRO X Superlight

参考価格:\15,955(2023年12月現在)
重量:63g
接続:無線
形:左右対称

かぶせ持ちでも登場したG PRO X Superlightはつまみ持ちでもおすすめです。G PRO X Superlightは比較的どの持ち方でもしっくりきやすいマウスとなっています。少々値段は高いですが、合わなくて失敗するということは少ないマウスです。

Glorious Model O

参考価格:\7,101(2023年12月現在)
重量:67g
接続:有線
形:左右対称

Glorious Model Oもかぶせ持ちにお勧めのマウスです。ZOWIE FK1のクローンモデルとして知られています。ハニカム構造の軽量化が施されており特徴的な見た目をしています。
Model Oは有線、無線どちらのモデルもあり、色の種類も豊富、サイズ展開もあるということで同じマウスの中でも選択肢が多いマウスとなっています。

ENDGAME GEAR XM1r

参考価格:\5,480(2023年12月現在)
重量:70g
接続:有線
形:左右対称

ENDGAME GEAR XM1rはつかみ持ちに人気のマウスとして有名です。つかみ持ちに対して非常に持ちやすい形として有名で、Valorantで有名なTenZ選手がこのマウスの前世代機を使ってたことでも知られています。性能に対して7000円台とリーズナブルな点もお勧めのポイントです。

つまみ持ち

つまみ持ちは最も軽くマウスを持つ方法で、手のひらはほとんどマウスに接しません。指を使ってマウスのコントロールしている方はつまみ持ちの可能性が高いです。基本的には小さく、背の低いマウスがおすすめとされています。

Razer Viper mini

参考価格:\4,680(2023年12月現在)
重量:61g
接続:有線
形:左右対称

Razer Viperシリーズは多くの種類がリリースされているRazerの中でも評価されているシリーズです。そんなViperシリーズのmini版がつまみ持ちにはおすすめです。肉抜きされていないデザインながらも61グラムと軽量で5000円を切る値段で非常にリーズナブルに手に入れることができます。

ROCCAT Kone Pure Ultra

参考価格:\8,971(2023年12月現在)
重量:66g
接続:有線
形:左右非対称・エルゴノミクス

ROCCAT Kone Pure Ultraはつまみ持ちに適したマウスとして有名です。独特なエルゴノミクス形状で唯一無二なシェイプをしています。有線モデルですが軽量で、価格もリーズナブルなため気軽に試すことができるマウスとしてお勧めです。

おすすめのキーボード

キーボードはメカニカルタイプのキーボードを選べば、多少の合う合わないはあれど、性能的に大きな差はありません。
むしろ重視すべきはキーボードのサイズといってもいいでしょう。

・フルサイズ:すべてのキーがそろっている
・テンキーレス(TKL):テンキー無しモデル
・60%:テンキー・Fキーなど無しモデル(メーカーによって差異あり)

この3つがよくあるキーボードのサイズになります。
この中ではゲーマーにお勧めされるのはテンキーレスモデルです。テンキーは一般的にキーボードの右側に配置されるため場合によってはマウスの可動域を狭めてしまう恐れがあります。そのためゲーマーにとっては邪魔になることが多いのです。
60%キーボードは多くの場合、US配列と呼ばれる一般的な日本語配列とは異なる配列が採用されていることが多いため、ゲーム以外にも頻繁にキーボードを使う場合は慣れるまで少し手間取ってしまうかもしれません。
60%キーボードの利点は圧倒的に省スペースであるということです。余計なキーが排除されているため非常にコンパクトになっておりデスクがすっきりとするのがメリットです。
ここではテンキーレスと60%キーボードからそれぞれ幾つかお勧めのものを紹介しますので是非参考にしてみてください。

Logicool G PRO X ゲーミングキーボード

参考価格:\25,203(2023年12月現在)
サイズ:テンキーレス
配列:日本語配列

G PRO X ゲーミングキーボードはLogicoolの有線ゲーミングキーボードでカスタマイズ性の高さを売りにしているキーボードです。使用するメカニカルスイッチを交換し打鍵感を変えることができます。このような仕様のキーボードは、自作キーボード以外ではなかなか見られないものですのでそこに魅力を感じる場合にはお勧めとなります。

同じくLogicoolからはLoLとのコラボモデルも発売されています。

Steel Series Apex Pro TKL

参考価格:\32,973(2023年12月現在)
サイズ:テンキーレス
配列:日本語配列

Apex Pro TKLはSteel Seriesの最新のゲーミングキーボードです。高級キーボードの領域となる値段設定ですが、有機ELディスプレイを搭載しており音量調整や通知の表示ができる機能も搭載しています。
こちらは2023年モデルで、前世代モデルであればもう少しお手頃に入手が可能ですのでそちらもお勧めです。

Ducky ONE 2 Mini

参考価格:\16,580(2023年2月現在)
サイズ:60%
配列:US配列

Duckeyはゲーミング60%キーボードで有名なメーカーです。スイッチも反応速度の速いものが選ばれているなどゲーマー向けに特化した内容になっています。前述しましたが、US配列ですので普段使いの際には少々慣れが必要であることに注意してください。

Razer Huntsman Mini

参考価格:\17,000(2023年12月現在)
サイズ:60%
配列:US配列/日本語配列

おなじみのRazerからも60%ゲーミングキーボードが出ています。Huntsman MiniはRazer独自のスイッチが内蔵されており、クリッキーな感覚ながらも高速な反応性を実現しています。
また、US配列と日本語配列を選択可能ですが、Fキーなど大幅にキー数が減っていることには変わりないため注意してください。

SteelSeries Apex Pro Mini

参考価格:\29,473(2023年12月現在)
サイズ:60%
配列:US配列/日本語配列

テンキーレスでも登場したApex Proシリーズはミニサイズとして60%サイズも発売しています。こちらもOmni Pointスイッチと呼ばれるSteelSeries独自のスイッチが搭載されており、US配列と日本語配列を選ぶことが可能となっています。

マウスパッドの選び方

実はマウスパッドも操作に関わる重要なポイントです。FPS界隈ではこだわりを持って選んでいる方も多いですが、LoLプレイヤーの中でおすすめを聞いたことはあまりないため選び方とお勧めのマウスパッドを紹介していきます。

結論からにはなりますが、LoLにはバランス型のマウスパッドがおすすめです。
マウスパッドには大きく分けて3つの種類があります。

・滑りが重視されたスピード型
・滑りが遅くマウスの止めやすさが高いコントロール型
・その2つの中間に位置するバランス型

例えば、スピード型はApex LegendsやOverwatchのような動く的を狙うゲームに合っているとされます。
逆にコントロール型は、Valorantのようにしっかりとマウスを止める必要のあるゲームに向いていると言われています。
バランス型は比較的どちらのゲームにも対応しやすく使いやすい性能になっていることが多いです。
LoLでは素早くマウスを動かすこととFPSほどではないですがしっかりと敵を狙ってマウスを止めることが求められます。そのため、バランス型がお勧めであるということです。
というわけでここからはお勧めのバランス型マウスパッドを紹介していきます。

Artisan 零 FX

Artisanは国内のゲーミングマウスパッドメーカーで、口コミで世界のFPSプロ選手にまで広がり、国内外で非常に高い評価を受けているブランドです。コントロール系と評されることもありますが、滑り自体は十分にありなおかつスポンジの硬さを選べることによって止めやすさも調整できる製品となっています。マウスを表面の摩擦や腕の力で止める場合は硬め(mid)を、スポンジに沈みこませる形で止める場合には柔らかめ(soft・xsoft)を選ぶのがおすすめです。
マウスに力をかけやすいかぶせ持ちでは硬めを、力をかけづらいつまみ持ちでは柔らか目を選ぶというのもいいかもしれません。
基本的には大きいサイズを選ぶ人が多いですがS、M、L、XLとサイズを選べるのもメリットです。

EsportsTiger GRANDMASTER Pro

EsportsTigerも近年注目を浴びているマウスパッドやマウスソールを扱うメーカーです。
扱いやすいバランスタイプであり、EsportsTigerの特徴でもあるド派手なデザインでもないというところが一押しのポイントです。
ド派手なデザインがいいという方はこちらもどうぞ。

ZOWIE G-SR-SE Rouge

バランス型マウスパッドとしてArtisan 零と同様に有名なG-SR-SEです。布製マウスパッドの弱点として湿気への弱さというのが挙げられるのですがこちらのマウスパッドは比較的湿気にも強く耐久性の高いものとなっています。

ヘッドセット・イヤホンについて

FPSのような細かな音を聴きとらなくてはいけないゲームと比べLoLでは音に対してこだわらなくてもネガティブな要素はありません。そのため特にこれがおすすめ!というものはありませんが、個人的におすすめのヘッドセットやイヤホンを紹介します。

少々お値段は張りますがヘッドセットはワイヤレスがお勧めです。特にパソコンの前にいる時間が多い方はワイヤレスヘッドセットにするとちょっとした離席でいちいちヘッドセットを外さなくて済むため世界が変わります。

ヘッドセットが合わなかったり、すぐに疲れてしまうという方にはイヤホンもおすすめです。

ゲーミングチェアはどう選ぶ?

コロナ禍で椅子の重要性がかなり取り沙汰されるようになりました。ゲーミングチェアもその影響でかなり市民権を得ているように思えます。とはいえ、椅子というのはかなり合う合わないかなりの個人差があるものだと思います。
正直、合うか合わないかは座ってみなくてはわかりません。同じ体系の方のレビューなんかを見つけるのも参考になるかもしれません。
こちらも個人的なお勧めを紹介しておきます。

Secret LabはRiot Gamesとも提携しており、Worldsなどの国際大会では大会使用のSecret Labのチェアが使用されていたりします。
LoLモデルのデザインもあり、K/DA、ミスフォーチュン、パイク、ジンクスなどのモデルがあるようです。

デバイスの世界は奥が深い

いかがでしたでしょうか。ぜひ参考にして自分に合ったデバイスを見つけてみてください。
もしこの記事が役に立った場合にはSNSでの共有、Twitterのフォローなどよろしくお願いします!

TwitterではLoLに関する最新ニュースやプロシーンに関する話題を発信しています。
👇是非チェックしてみてください!👇

目次