LoLパッチ26.20フルプレビュー公開 サイラスら2体見送り

公開 2026.09.30 PATCH-NOTE
LoLパッチ26.20フルプレビュー公開 サイラスら2体見送り /PATCH-NOTE

RiotのリードゲームプレイデザイナーであるMatt「Phroxzon」Leung-Harrison氏が、世界大会(Worlds)に向けた最終パッチ26.20のフルプレビューを公開しました。先に公開された初回プレビューで予告されていた残りのチャンピオン調整が明らかになり、リリアやニーコなどの強化が示された一方、当初は調整対象とされていたサイラスとヴァルスが今回のパッチから見送られることになりました。ここでは公開された内容を整理します。

見送りとなったサイラスとヴァルス

初回プレビューでは、サイラスについてミッドをわずかに強化する方針が示されていました。しかし今回のフルプレビューでPhroxzon氏は、サイラスとヴァルスの2体をパッチ26.20から取り下げたと説明しています。サイラスは、今回のパッチに含まれるヘクステック ロケットベルトの調整もあり、ロール間のバランスを崩さずに全体を変更するのは難しいと判断したとしています。ヴァルスについては、ビルドをより納得のいくものにするためにはさらに大きな作業が必要だとして、今回は見送るとしています。

アイテムとリリア・ニーコなどの調整

ヘクステック ロケットベルトは、飛び込むための性能に比重を移し、スキルヘイストが与える出力を抑える方向で調整されます。Phroxzon氏は、ヘイストがとくにメイジにとって手数を増やしすぎており、バースト向けアイテムとしてコズミックドライブなど他アイテムとの適切なトレードオフを生み出せていないと指摘しています。

リリアは、前回の睡眠まわりの調整を良い出発点としつつ、さらに踏み込むとしています。同氏は、リリアがとくに高レートで苦戦しており、平均的なプレイヤーは睡眠の効果時間を活かしきれない一方で上位帯はうまく連携できるため、スキル帯ごとのバランスを取り直したいと述べています。ニーコは、クローンと視界の関係を調整して以降、とくに高レートのサポートで弱くなったとして、出力をやや引き上げるとしています。ダイアナは、ミッドはおおむね問題ないもののブルーザー寄りに立ち回るジャングルにわずかな強化を加えるとしています。スモルダーは、ブラッククリーバーなどの調整以降弱くなっていたとして、カウンタープレイの観点からブルーザービルドではなくクリティカルビルドを強化するとしています。

ボットレーンの再調整

ヴェインは、今回のパッチで実験的ヘクスプレートが弱体化されることを踏まえ、ボットレーンに出力を戻すとしています。トップではヘクスプレートを積まないビルドも残りますが、その場合は耐久を得づらいためおおむね許容できるとの見方です。あわせてアッシュには弱体が追加されます。Phroxzon氏は、ルナーン ハリケーンの弱体後もアッシュがこのパッチの支配的な組み合わせのひとつであり、多くのビルドがハリケーンを積まないためだと説明しています。ユナラも、スケールの良さに対してレベル1のレーン性能が強すぎるとして、中程度の弱体が入ります。同氏は、これらの調整とルシアンの強化により、ボットのメタがより良い状態になると見込んでいます。

今後の予定

今回はあくまで開発者による事前のフルプレビューであり、数値を含む最終的な変更内容は公式のパッチノートで確定します。世界大会を前にした最後の調整だけに、実装後にプロシーンとソロキューの双方でどのような影響が出るかが注目されます。

情報元: @RiotPhroxzon(X)