T1が8月8日のLCK、Hanwha Life Esports戦で、先発ジャングラーのOner選手に代えてアカデミー所属の18歳、Painter選手を起用しました。発表は試合開始のおよそ1時間前という異例のタイミングで、世界中のファンに衝撃が走っています。PainterはデビューステージのPantheonで5/0/8と鮮烈な数字を残したものの、シリーズはT1が1-2で敗れました。
試合1時間前の電撃発表
今回のロースター変更が公表されたのは、Hanwha Life Esports戦の開始およそ1時間前でした。ベンチに回ったOner(Mun Hyeon-jun)選手は、Fakerと共にWorldsを3度制した現役屈指のジャングラーです。長年T1の先発を守ってきた選手だけに、事前の予兆なくスタメンから外れたことへの驚きは大きく、海外コミュニティでも発表直後から議論が続いています。
代わって先発の座を掴んだPainter(Kim Eun-hoo)選手は、T1のアカデミーチームで研鑽を積んできた18歳の新鋭です。今回がLCKの公式戦初出場でした。
デビュー戦は5/0/8、それでもシリーズは黒星
Painter選手は第1試合でPantheonをピックし、5キル0デス8アシストというデビュー戦とは思えない成績で勝利に貢献しました。デスゼロでゲームを終えた落ち着きぶりは、初舞台の18歳としては出色といえます。
ただしチームとしての結果はついてきませんでした。シリーズ全体ではHanwha Life Esportsが2-1で逆転し、T1は黒星を喫しています。個人成績とチームの勝敗が噛み合わなかった点は、今後の起用判断を占ううえで気になるところです。
起用の狙いはコミュニケーションの立て直し
T1のヘッドコーチTomは、今回の交代を「コーチングスタッフの準備の一環」と説明しています。スクリムでPainter選手を交えた結果が良好だったため、公式戦の舞台で評価したかったという趣旨です。加えてPainter選手のコミュニケーション能力とショットコーリングを高く評価しており、チームの方向づけを担える点を起用理由に挙げました。
韓国メディアのInven Globalは、この起用について「チーム内のコミュニケーションの隙間を埋めるためのもの」と報じています。単なるコンディション調整ではなく、チームの意思疎通という構造的な課題への手当てだとすれば、一時的な交代では終わらない可能性もあります。
8月14日からのHome Groundが試金石に
見逃せないのはこのタイミングです。T1は8月14日から16日にかけて、ソウルのKSPOドームでホームイベント「Home Ground」を開催します。ファンの注目が最も集まる大一番のちょうど1週間前に、あえて新人をデビューさせた形になります。
Home GroundのステージにOnerが戻るのか、それともPainterが続投するのか。ジャングル起用の行方は、夏の残り日程とその先の国際大会に向けたT1の方針を映す鏡になりそうです。日本からLCKを追っているファンにとっても、当面はT1のスタメン発表から目が離せません。
情報元: Sheep Esports / Inven Global




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