【LoL】アダプティブフォースとは？　ルーンのかけらを決める際に気をつけるべきポイント

2023年2月27日2023年3月13日

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アダプティブフォースとは？

アダプティブフォースは自分に合わせて勝手にステータスを選んでくれる

アダプティブフォースとは、チャンピオンの現在ボーナス物理攻撃力（AD）もしくは魔法攻撃力（AP）に応じて、チャンピオンに物理攻撃力もしくは魔法攻撃力を与えるステータスのことです。現在のステータスにおいてADとAPの高い方に自動的に変換が行われます。
Adaptiveとは、適応や順応といった意味の言葉ですので、自分にぴったりのステータスに勝手に適応してくれるステータスと考えるといいでしょう。
具体的に、アダプティブフォース1につき物理攻撃力の場合0.6AD、魔法攻撃力の場合1APに変換されます。

アダプティブフォースはほとんどがルーン

アダプティブフォースを目にするのはそのすべてがルーンにおいてです。（ユーミが付与していたアダプティブフォースはPatch13.5で削除されました。）
特に、ルーン選択においてはルーンのかけらと呼ばれる↓の画像での選択肢にアダプティブフォースが出てくるというのが最も身近なものかもしれません。

このルーンのかけらで選ぶことのできるアダプティブフォースはそれぞれ+9のアダプティブフォースを付与してくれます。すなわち、ADであれば5.4相当、APであれば9相当のステータスがもらえるルーンというわけです。

ちなみにルーンのかけら以外では次のようなルーンがアダプティブフォースを付与してくれます。

・征服者（凱旋）
・英気集中（魔道）
・強まる嵐（魔道）
・水走り（魔道）
・魂の収穫（覇道）
・目玉コレクター（覇道）
・ゴーストポロ（覇道）
・ゾンビワード（覇道）

なぜアダプティブフォースはルーンばかりなのか

ほとんどの場合ルーンは特定のチャンピオンが使うものではなくAP、AD問わず様々なチャンピオンが利用できるようにデザインされています。そのためチャンピオン問わず利用できるように自動的にADとAPの強力な方に変換されるというシステムになっているのです。
ちなみに、ADとAPの値が同じだった場合にはそれぞれのチャンピオンごとに設定されている方に変換が行われます。

ルーンのかけらはどうやって決めるべき？

アダプティブフォースに関して疑問が挙がるのはルーンのかけらについてでしょう。ルーンのかけらはどのように決めるべきなのでしょうか。
実は、それぞれのステータスには金銭効率が決まっており、ほとんどの場合であるパターンを選ぶことで最適なルーンを組むことができます。
結論から述べてしまうと、一段目（攻撃）でASを、二段目（フレックス）でアダプティブフォースを、三段目で対面に合わせたものを選択するのが最大の金銭効率となります。
実際に具体的な金銭効率とルーンのかけらから得られるゴールドの換算は以下の通りになります。

	1ステータス当たりのゴールド	ルーンのかけらで得られるステータス	得られるステータスのゴールド換算
1AD	35G	5.4	189G
1AP	21.75G	9	195.75G
1％AS	25G	10％	250G
1スキルヘイスト	26.67G	8	213.36G
1HP	2.67	15～140	40.5G～373.8G
1AR	20G	6	120G
1MR	18G	8	144G

これをルーンのかけらの選択肢に当てはめると、次のようになります。


1段目（攻撃）	189G/195.75G(アダプティブ)	250G（AS）	213.36G（ヘイスト）
2段目（フレックス）	189G/195.75G(アダプティブ)	120G（AR）	144G（MR）
3段目（防御）	40.5G～373.8G（体力）	120G（AR）	144G（MR）

このように1段目と2段目ではそれぞれASとアダプティブフォースの金銭効率が最大であるとなっています。
さらにASとアダプティブフォースという2つのステータスは序盤のCSの取りやすさにとって非常に重要な要素になるためほとんどのチャンピオンで1段目と2段目は確定してこの2つを選択しても問題ありません。
ただしサポートのようにCSを取る必要がない場合には1段目と2段目の両方でアダプティブフォースを取ることもあります。
3段目に関しては、対面のチャンピオンを見てARかMRを選択するのがいいでしょう。

まとめ　アダプティブフォースを理解して正しいルーンを組もう

今回は、ルーンで頻出のアダプティブフォースについて解説しました。ルーンのかけらの組み方は説明なしで最適解に近づくのは難しいと思いますので是非参考にしてみてください。
また、今回解説した内容はあくまでも記事執筆当時のデータになります。
最新の情報や例外的なチャンピオンについて詳しく知りたい方は、統計サイトなどを使って調べてみることをおすすめします。テンプレート的な組み方以外にも発見があるかもしれません。