Riotのバランス責任者Matt Leung-Harrison氏(@RiotPhroxzon)が、次回パッチ26.19のプレビューを公開しました。26.19はWorlds 2026へ向けた2回の調整パッチの1本目で、実装は現地時間9月23日が予定されています(世界大会本番は次のパッチ26.20)。今回は大きくメタを動かすのではなく、近接サポートの底上げ、トップのロールクエスト調整、そしてナサスの弱体化といった的を絞った内容が中心になります。
近接サポートをてこ入れ
同氏によると、26.16でサポートのローミングを弱体化した結果、グラブ出現前の序盤ロームはプロシーンを中心にねらい通り抑えられた一方で、今度はエンチャンターと遠隔サポートがメタを再び支配しているとのことです。そこで26.19では、近接サポートがポークで削られて何もできないまま試合が進むのではなく、ポークに耐えてエンゲージを仕掛けられるように的を絞った調整を入れると説明しています。大きく振り切る変更ではなく、プレイヤーがレーンの駆け引きを少し違う視点で考えるきっかけになる程度の後押しを狙うとしています。
トップのロールクエストと遠隔トップ
トップレーンについては、一部の地域や高レート帯でボットに比べて弱くなっている状況を踏まえ、ロールクエストで得られるテレポートおよびアップグレード版テレポートに的を絞った調整を加えるとしています。テレポートは技術介入の余地が大きく高レート帯ほど有効に使われるため、スプリットプッシュなどでトップがマップに影響を及ぼしやすくなるとのことです。なお通常帯のトップは人気も強さも十分あるため、レーンの力関係そのものを大きく変える意図はないとしています。遠隔トップについては、強くなりすぎるとゲーム体験を損なうという声に同意しつつも、Worlds直前に大きく踏み込むことは避け、近接チャンピオンにとって少し戦いやすくなる小規模な変更を検討中だと述べています。
ナサス弱体、ビクターは据え置き
チャンピオン個別では、ナサスの弱体化が明言されました。同氏は「シンプルなチャンピオン」に対する考え方として、強すぎてフラストレーションの原因になっている場合は弱体化の対象になり得ると説明。ナサスはQ「サイフォンストライク」の4スタックによって明確な成立条件を持ち、自由にスタックできるレーンでは相手のレーン担当以外にほとんど対抗手段のない脅威に育ってしまうため、全体としての基礎パワーをやや下げるとしています。一方で、レーンで強いものの序盤の小競り合いには弱くギャンクにも弱いビクターのようなチャンピオンは、強みと弱みのバランスが妥当だとして据え置く方針です。またミッドのルシアンは現状ほぼ全ての帯で勝率が低い(高30%台〜低40%台)とされ、プレイしやすくする方向での調整が検討されています。
具体的なバフ・ナーフ対象の一覧と数値は、プレビュー画像および実装時のパッチノートで確定します。Worlds本番の一つ前という位置づけだけに、どのチャンピオンがどこまで動くのか、続報に注目です。
情報元: @RiotPhroxzon(X) / @RiotPhroxzon(X)

