ライアットゲームズは2026年8月11日、リーグ・オブ・レジェンドのパッチノート26.16を公開しました。今回はADC全体の魔法防御の見直しとサポートのローム抑制というシステム面の変更が中心で、ボットレーンの環境が大きく動く内容です。新スキン「妖精の王宮」シリーズは日本時間8月13日に実装予定です。
システム変更の中心はボットレーン環境
今パッチで最も影響が大きいのは、マークスマン全体に適用される魔法防御の調整です。対象チャンピオンの魔法防御は「30+レベルごとに1.3」から「33+レベルごとに1.1」へ変更されました。基礎値が上がりレベル成長分が下がる形のため、序盤にメイジからのポークで削られにくくなり、レーン戦でのマークスマンの生存力が上がります。ボットレーンに流入していたメイジ構成への対策と読み取れる調整です。
サポートにも手が入りました。ロールクエスト進行中にボットレーンを離れた際のペナルティが拡大され、クリープスコア獲得ペナルティの適用期間もレベル3までからレベル5までに延長されています。序盤からミッドやジャングルに顔を出すローム型サポートの動きが成立しにくくなり、レーンに留まって戦うスタイルが相対的に強くなります。
ジャングルではペット(ジャングルアイテムの相棒)の魔力係数が12%から16%へ、体力係数が3%から4%へ引き上げられました。ADファイター一辺倒だったジャングルに、タンクや魔力系チャンピオンを選ぶ余地を広げる狙いの調整です。
チャンピオン調整:グウェン・ナサスが強化、ベル=ヴェスは弱体化
バフを受けたのはアジール、グウェン、ケネン、ナサスの4体です。アジールはQ「征服の勅命」のダメージが60/80/100/120/140から75/95/115/135/155へ上昇しました。グウェンは固有スキル「裁断」の回復量が軽減後ダメージの50%から67%へ強化され、回復上限も引き上げられています。ケネンはR「雷撃の大嵐」の増加防御力とダメージが強化され、ナサスはQ「サイフォンストライク」のスタック獲得量が3から4に増えました。
一方でナーフを受けたのがベル=ヴェスとカミールです。ベル=ヴェスはレベルアップごとの体力が110から105に下がり、Rの攻撃速度も高レベル帯で引き下げられました。カミールは固有スキルのシールド量が最大体力の一律20%からレベル帯に応じた10〜25%へ変更され、序盤の耐久力が落ちています。ポッピーは攻撃力が60から56に下がる一方でタンクビルド寄りの性能に寄せる調整が入りました。
アイテムでは、ADファイターの定番となっていたサンダード スカイの体力回復率が引き下げられ、代わりに体力が400から450へ増加しました。バーサーカー ブーツの攻撃速度は25%から30%へ、ルナーン ハリケーンの矢ダメージは攻撃力の55%から65%へ強化されるなど、マークスマン関連アイテムには追い風が吹いています。
新スキン「妖精の王宮」とLeague Classicの忍者追加
新スキンは妖精の王宮ベル=ヴェス、妖精の王宮グウェン、妖精の王宮ルルの3種で、日本時間8月13日に実装予定です。あわせてPBEでは次パッチ向けの新スキンのテストも進んでおり、スキン周りの動きが続いています。
7月末に始まった懐古モード「League Classic」にも追加要素があります。今回のパッチでアカリ、ケネン、シェンの忍者チャンピオン3体が使用可能になりました。ルーンにも魔力の印やマナ自動回復の紋などが追加され、当時の環境再現がさらに進んでいます。自動獲得ゴールドの開始が65秒から90秒に遅くなり、タワー体力が増加するなど、ゲームテンポを当時に近づける調整も同時に入りました。
まとめ:ボットレーンの顔ぶれが変わる2週間に
パッチ26.16は、メイジボットとローム型サポートに傾いていた環境を従来のマークスマン+レーン型サポートへ引き戻す方向の調整がそろいました。ランクで勝ちたいプレイヤーは、まずボットレーンのピック傾向の変化を押さえておきたいところです。強化されたグウェンやナサスはトップレーンで、魔力系ジャングラーは新しいペット係数の恩恵で、それぞれ試す価値があります。




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